恒例 大島茶会

本日は「香川臨済宗青年僧の会」で、今や恒例となりました、大島青松園でのお茶会を執り行いました。
過去の『臨青便り』を紐解いてみますと、平成16年4月19日に初めて臨青で青松園を訪れています。
我々は、平成13年6月に成立した「ハンセン病補償法」の影響もあって、人権問題を学ぶ為、研修目的で訪れた訳ですが、上陸してみて驚いたのが、大島の海岸に昭和46年に山田無文老師に「心月園」と名づけられた公園が在ったことです。

ご承知の通り、山田無文老師は妙心寺管長をはじめ、花園大学学長、禅文化研究所所長などを歴任された昭和の名僧ですが、戦後、南方戦地での日本兵遺骨収集や岡山長島愛生園でのハンセン病患者の慰問などに尽力された事は、私の様な若輩でも仄聞していました。
しかし、地元香川の青松園にも度々お越しになられていたとは、この時迄、部内の和尚何方もご存知無かったのです。如何に無文老師が陰徳を積まれていたかということが判ると思います。
Wikipediaの「日本のハンセン病問題」では、療養所に集会所等を作って入所者を手助けした宗教諸宗派に臨済宗の名は在りませんが、無文老師の事をご存知の年配の入所者の方は今も居らっしゃいます。

そういう経緯もあって、私達が入所者の方々から学ばせて貰うだけでなく、何か私達に出来る事がないか?という趣旨で始めたのが大島茶会です。

賛助会員の東福寺派東光寺の御住職が表千家教授でもあった為、社中の方々にお手伝い頂いて開催しています。
今年も四十名ほどの方にお越し頂き、普段とは違うひとときを味わって頂きました。

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